（経緯）福祉相談員の方から、視力がここ数年かなり下がってきておりとてもお一人で請求できそうにないので相談にのって欲しいとの事でご依頼して頂きました。
先天的に視力障害をお持ちで、幼少期から高校卒後頃まで病院を定期的に受診されていましたが、それ以降15年近く病院受診をされておらず、ここ5年でさらに視力がさがったとの事で、近医の眼科を定期的に受診されているとの事でした。
初診日の病院ではカルテが廃棄されておりましたが、別の資料で初診を申立て無事障害基礎年金1級の受給が決まりました。

（経緯）以前ご家族がご本人に代わり請求を行ったが不支給になった。再度請求して受給できるものなのか相談にのってほしいとの事でご依頼頂きました
一般企業の障害者枠で働かれており、ご家族やご自身の話でもできる事が多いと当初は仰られていました。ご本人の日常生活能力や労働能力について丁寧にヒアリングさせて頂くと援助や配慮がある中でできている事が多く、そういった細かな日常生活状況や就労状況を医師に伝え本人の実態をしっかりと診断書に反映して頂くとともに申立書にも出生から現在までのご様子を記載させて頂き再請求を行い無事障害基礎年金2級の受給が決定しました。

20歳に到達されるお子様の年金申請について、お母様がご相談に来られました。
依頼内容は、療育手帳Aを所持。等級（障害基礎年金1級）に該当するかどうかの確認および書類の記載方法が分からないためどのようにしたらいいかとのことでした。ご本人様の詳しい状況を聞き取りをさせて頂き、実態が医師へ適切に伝えることができれば等級該当は考えられると判断し申請。
結果、障害基礎年金1級が決定。

一度障害厚生年金2級を受給されており2回目の更新時に就労が影響し障害厚生年金3級へ等級変更となられたようでした、ご自身で審査請求を行なわれておりましたが処分変更とならなかなったため、等級変更手続きのご相談を受けました。
ご相談いただいたタイミングでは、体調が不安定で仕事は全く行えていない状態でしたので等級変更は可能と判断しました。しかし、直前の等級変更から1年経過しなければ額改定請求（等級変更手続き）が行えないため、時期を待ってからの手続きとなりました。
結果、障害厚生年金2級へと変更となりました。直近の等級変更（2級→3級）に伴いお子様の児童扶養手当も減額となり、生活苦となられておりましたので2級へ変更となられたため、再度児童扶養手当の手続きのご案内もさせて頂き、障害年金と児童扶養手当でなんとか生活ができているご様子でした。

主治医から障害年金を勧められていましたが、ご自身で手続きを進めることができなかったとのことでした。ご相談いただいたタイミングが５年経過直前でした。主治医は幼少期から現在も通院継続されている医師であったことから医師の協力のもと認定日時点の診断書と現在の診断書2通を記載して頂き、過去に遡って５年間分の年金受給が決定しました。